
ねぇ、渋野日向子ちゃんの最近のニュース、見た?“最悪の1年”なんて見出しに、私も思わず息が詰まったよ。

はい…。“全てを台無しにした最後のラウンド”って言葉、テレビの速報で流れてて…。ゴルフ好きとして、胸が痛くて。

アメリカで挑戦している姿は誇らしいし、私もずっと応援してきた。でも、今は“国内で見たい”っていう願いより、“あの笑顔をまた世界で見せてほしい”という思いが強くなってきた。

そうなんですよ。勝つことだけを追っているわけじゃない。“挑み続ける姿”が、私たちにも力をくれるから――。

この記事では、渋野プロがなぜ今この苦境に立たされているのか、数字と報道をもとに“現実”を整理する。そして、再起の鍵として“誰が共に歩めるか”も考えてみたい。
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渋野日向子プロは、2025年シーズンにおいて“予選落ち13回&出場資格の危機”という未曾有の苦境に直面しています。
しかし、これは“終わり”ではなく、むしろ「再起への分岐点」です。
ファンとして願うべきは、彼女が再び自信を取り戻し、挑戦を続ける姿を見せてくれること。
そのためには、彼女自身が技術面・環境面・特にメンタル面で支えを得ることが不可欠であり、そこに“師/伴走者”としての役割を果たし得る存在が重要です。
2025年11月時点、米女子ツアー出場23試合目で予選落ち13回という厳しい記録。
最終戦では54位タイスタートから「75」とスコアを崩し、95位でフィニッシュ。 “[本当に、全てを台無しにする最後のラウンドだった]”と渋野プロ自身がコメント。
年間ポイントランキング「レース・トゥ・CMEグローブ」が104位からさらに後退見込み。出場枠の維持が難しくなっており、来季は予選会(Qシリーズ)参加を強いられる可能性。
GDOゴルフニュースの記事では、ラウンド中にダブルボギー・ボギーが続いたことが“今年を象徴するラウンド”とされており、ミスの連鎖により流れを断たれたという分析。
特に、フェアウェイキープ率やティショットの精度から崩れた1番・2番ホールでのダブルボギーが致命的だったと報じられている。
長期にわたる米ツアー参戦の中で、技術の修正以上に“心の摩耗”“流れをつかめない焦り”が、彼女を苦しめている。
海外遠征、時差、滞在環境、日常の変化――こうした“非ゴルフ面”の重圧が長引くと、大きな負荷となる。
日本国内のファンが近くで観戦しづらい環境も、精神的な支えを感じづらくしている可能性がある。
GODゴルフニュースの記事でも「長丁場の予選会から短期決戦形式に変わった」と報じられており、環境変化への適応の必要性が浮き彫りになっている。
渋野プロの姿が、私たちの挑戦と重なるからこそ、見守りたくなる。
– ベストスコアがなかなか出ない…
– 試合で思い通りに打てない日が続く…
– 結果が出ないからこそ、挑み続ける価値を感じる…。
結果がすぐに出なくても、立ち上がる姿には励まされる。だからこそ、この苦境の先にこそ“物語の続き”を見たいのです。
出場資格を巡る危機は、逆に言えば“リセットの機会”でもあります。
ルールが変わった予選会のフォーマット、さらには国内ツアーへの時間配分の見直し…。
こうした“仕切り直しのタイミング”を、渋野プロが自らの手で活かせるかが問われています。
アメリカツアーでの苦戦の裏には、技術的な微差ではなく“心の動揺”があると指摘されています。
例えショットの精度を取り戻しても、連続ミスから“立て直せない流れ”に入ると、勝負の場では取り返しがつかない。
よって、再起には、メンタルの立て直し、状況を受け止める姿勢、切り替え力が重要です。
岡本プロは、米ツアーで17勝を挙げた経験があり、異国で勝てる心構えを知っています。
彼女はかつてこう語っている。
「勝てない時期こそ、自分を見直せる最大のチャンス。自分の心を整理できた時、人はまた強くなれる。」
これは、今の渋野プロに必要なマインドだと感じます。
技術を教える以上に、心を支え、環境を共に受け止める“伴走者”としての立場が重要。
渋野プロが“どう立て直すか”を支える存在がいれば、再び笑顔を取り戻せる可能性が高まります。
オセロというゲームを思い出してください。
盤上が劣勢に見えても、その一手で全てがひっくり返ることがあります。
今の渋野プロのゴルフ人生は、まさにその“終盤の一手”を待つ状態。
– 出場権の危機 → リセットの機会
– 予選落ちスパイラル → 立て直しの契機
– 心の摩耗 → 再構築の余白
彼女のその一手は、もしかしたら「師匠を迎える」「国内で環境を整える」「挑戦を明確にする」ことかもしれません。
そして、それを導くのが、岡本プロであり、私たちファンの声でもあります。
岡本プロの指導は、「技術の微調整」よりも「心の立て直し」に重きを置く。
渋野プロの“笑顔の原点”を取り戻すには、まさにこのアプローチが最適。
岡本プロは選手の「キャラクター」を見極め、押し付けない。
“こうあるべき”ではなく、“あなたらしく”を引き出す指導。
これは、個性の強い渋野プロにピッタリのスタイルだ。
成績だけを追わず、「挑戦し続ける姿」を讃える。
SNSや観戦の場で、ミス後も拍手を、励ましの言葉を。
「頑張れ」ではなく「信じてるよ」「戻ってきてほしいよ」という温かい声を。
結果が出ない時こそ、支えが必要なのです。
渋野プロが再び自信を握るその日まで、静かに、でも力強く応援し続けましょう。
渋野プロのことを語る中で、同期・原英莉花プロへの思いもまた止めどなく膨らんでいます。2025年、“下部ツアーでの挑戦”を選んだ原プロの姿には、ファンとしての熱い期待と希望が込められています。
原プロは2025年、米国のエプソン・ツアー(下部)を主戦場とする決意を固め、日本国内ツアーのシード権を放棄しました。
シーズン序盤から安定したプレーを見せ、開幕戦では1イーグル・3バーディ・3ボギーの「70」、22位スタートを記録。
その後も予選落ちなく、トップ10入りを複数回。6月には3週連続トップ10、ポイントランキング9位以内をキープ。
8月にはついに下部ツアーで初優勝。ワイルドホース・レディスゴルフクラシックで通算18アンダーを出し、実力を証明しました。
下部ツアーの年間ポイントトップ10以内に入り、来季のレギュラーLPGAツアー昇格が確実視されている。
挑戦の意志を讃える
原プロは日本ツアーで安定した実績を持ちつつも、敢えて米国下部ツアーで再スタートを切りました。その勇気と覚悟こそ、多くのファンが尊敬し、応援したくなるポイントです。
来季LPGAへの夢
来季、レギュラーツアーで戦う彼女を観たい、トップ選手として存在感を示してほしい――その願いは熱狂的です。
心の支え
技術だけでなく、メンタル面でも大きな挑戦をしている原プロ。彼女を支える存在として、ジャンボ尾崎プロ師匠の心の支えとしての役割も大きい。
共感の物語
原プロの苦闘と成長は、多くのゴルファーの心に響くものがあります。アマチュアも、キャリアチェンジを考えている人も、「挑戦をやめない姿勢」に勇気をもらっているのです。
挑戦は、ときに孤独で、報われない瞬間も多い。
それでも、前を向き、笑顔を忘れずに立ち続ける――
そんな彼女たちの姿に、私たちは何度も勇気をもらってきた。
彼女たちが再び笑顔で世界の頂点に立つ日を信じて、
今日も、ファンは静かにその背中を見守っている。
どんなに時間がかかっても、
たとえ結果がすぐに出なくても、
「夢をあきらめないで」――。
「夢をあきらめないで」という言葉は、
成功者だけに向けられたものではない。その言葉は、今を生きるすべての挑戦者に贈りたいメッセージだ。
何度転んでも立ち上がるすべての人へのエールだ。
彼女たちの挑戦は、これからも私たちの心を熱くしてくれる。
夢は、叶わない日があるからこそ尊い。
渋野日向子、原英莉花――。
その背中を見つめながら、私たちファンもまた、自分の夢にもう一度挑戦できるのかもしれない。
そして願う。
次に彼女たちが笑顔でウィニングパットを沈める瞬間、
そのすぐ傍に“岡本綾子”という師匠というより、苦悶の最大の理解者である時空を超えた友がいてくれますように。
GOLF探索隊 

