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ゴルフカートの利用には、スムーズなプレー進行と安全性を重視したマナーが求められます。座席位置や運転時の配慮を心がけることで、同伴者とのトラブルを防ぎ、快適なラウンドを楽しむことができます。
- カート利用時は「安全」「効率」「配慮」を意識すること。
- 初心者は無理せず周囲に助けを求める姿勢も大切です。
- 同伴者への小さな気遣いがラウンド全体の雰囲気を良くし、「また一緒に回りたい」と思ってもらえるゴルファーになれるでしょう。

ゴルフカートって座る位置とか気にした方がよいんでしょうか?

接待ゴルフとかだと失礼にならないように気をつけなきゃいけないよ。実は、ゴルフカートには意外と知られていないマナーや注意点が多く存在するんだよ。日本のゴルフ場特有のカート文化や座席位置の配慮、運転時の注意点について詳しく確認していきましょう。
日本では主に4~5人乗りのカートが主流で、多くのコースでフェアウェイへの乗り入れは禁止されています。

欧米のカートとは違うんですか?

欧米では2人乗りのカートが一般的なんだ。

えっ、欧米では4人でラウンドしないんですか?

欧米でも4人で回るのが一般的なんだけど、カートは2台使うんだ。フェアウェイにも乗り入れできるところが多い。
そもそも、日本のゴルフ場で広く利用されている電磁誘導式ゴルフカートは、地中に埋設された誘導線を感知して自動走行する仕組みを持つカートです。
リモコン操作が可能で、設定されたカート道を走行し、速度や停止位置が制御されるため、運転の負担が軽減されます。
ただ、課題として設備投資が大きくなります。
電磁誘導式カート自体も通常の自走式カートに比べて高価です。新車価格は80万~150万円程度で、さらに設置工事費用も加算されます。
欧米では電磁誘導式ゴルフカートはほとんど普及していません。
ガラパゴス的に日本で電磁誘導式カートが普及したのはゴルファー目線ではなく、ゴルフコース側がカートの位置を把握して、スロープレーや運転事故による遅延を避けたいといった事業者の思惑からだったようです。
現状、スロープレーも事故もなくなっていないのが現状です。電磁誘導式カートを導入したゴルフ場がゴルファーから喜ばれて、人気になっているといったわけでもありません。
また、欧米に比べて乗り入れ文化が進まない理由は、芝生保護や多額の設備投資が必要だからです。
例えば、2人乗りカート導入には数億円単位のコストがかかるそうです。
カートに明確な上座・下座はありません。同伴者が効率的にプレーできるよう配慮すれば問題ありません。
キャディさんが運転すると後部座席は3人で狭くなるので、目上の人には助手席を勧める。
セルフプレーの場合は荷物の出し入れがしやすい後列を目上の人に譲り、GPSナビへのスコア入力は若手が行いましょう。
とはいえ、各ホールで頻繁に乗り降りすることになるので、座席選びよりもスムーズな移動を優先することが重要です
自動運転に任せきりにせず、停止位置や安全確認を徹底する。
他プレイヤーとの衝突事故を防ぐため、周囲への配慮が必要。
他プレイヤーがアドレスに入ったら、打ち終わるまでは動かさない。
運転は目下の人が率先して行うと好印象。
急ハンドルや急ブレーキは厳禁。安全運転を心がけましょう。クラブを一方の手にもっての片手運転は危険なのでやめましょう。
次打者が降りやすい、乗りやすい位置に停車するようにしましょう。
クラブは次のショット地点で片付けるなど効率的な行動を心がけましょう。
運転や移動を全て他人任せにする。また、移動中にスマホを操作している姿勢は不快感を与えます。
特にグリーンが近くになると、パターと数本のウェッジをもってグリーンに歩きだし、カートを運転することに注意が向かない失礼な人がたまにいます。同伴者のプレーの状況をみつつ、カートを他人に任せっぱなしにせず、全員のプレーが遅延しないように柔軟に運転をフォローしましょう。ボールを探すためにカートを他人にお願いする場合は「◯◯さん、先に行ってボールを探してきたいのでカートをお願いしてもよいですか?」などと一言かけるように配慮しましょう。
座席選びで過剰に気を使いすぎてスロープレーになる。
停止位置や安全確認を怠り事故を招く行為
ゴルフカート利用時には、安全運転と効率的な行動が何より重要です。
同伴者とのコミュニケーションも忘れず、楽しいラウンドを心がけましょう。
ゴルフカート利用時には「配慮」「効率」「清潔感」を意識した行動が重要です。
他人のボール探しを手伝わず、自分のプレーだけに集中する、また、スコア記録やルール確認など全て他人任せな自分勝手な行動は嫌われます。
同伴者への小さな気遣いがラウンド全体の雰囲気を良くし、「また一緒に回りたい」と思ってもらえるゴルファーになれるでしょう。